洗面所、トイレ、キッチン。
家の中で、毎日かならず立ち寄る場所。
でも、インテリアを考えるとき、
後回しになりがちな場所でもあります。
大がかりな工事はいりません。
パーツをひとつ変えるだけで、
その場所の空気は整っていきます。
なぜ、水回りから変えるのか。
水回りは、リビングや寝室と違って視野が狭い場所です。だからこそ、壁に取り付けられたパーツひとつの存在感が、ダイレクトに伝わります。
タオルを掛けるたびに触れるバー、トイレに行くたびに目に入るペーパーホルダー、キッチンで手を拭くたびに触れるリング。
小さなパーツですが、1日に何度も手が触れ、視線が止まる場所です。
視野が狭いぶん、素材にこだわるだけで空間の完成度が大きく変わる。それが、水回りをいちばん先に整える理由です。
素材で変わる、水回りの印象。
同じ洗面所でも、タオルハンガーの素材が変わるだけで、空間の印象はがらりと変わります。
真鍮
湿気のある空間で光を受けたときの陰影が豊かで、年月が経つにつれ少しずつ表情が変わり、自分だけの色合いへと育っていくのが真鍮の魅力です。
白い壁やモルタル調のクロスとの相性がよく、金属でありながらあたたかな上質感を演出します。
仕上げはナチュラルブラスのほかに、落ち着いた黒染めタイプを選べるものもあり、空間のトーンに合わせて選ぶことができます。
アイアン
マットブラックの色合いと、細くても空間をきりっと引き締める存在感がアイアンの特徴です。
水滴が落ちても清潔感が損なわれにくく、コンクリート調やダークトーンの空間によく馴染みます。
素材選びは好みによる部分もありますが、まずは壁や床など、空間のベースカラーとの相性を見るのがおすすめです。
01|タオルハンガーの選び方
毎日何度も触れるタオルハンガーは、水回りパーツのなかでも最初に変えたいアイテムです。
形状・サイズ・素材の3つを軸に考えると、選びやすくなります。
バー型かリング型か
バー型は、タオルを広げて掛けやすく、用途に合わせて使いやすい形です。キッチンでは、ふきんを掛ける場所としても活躍します。
リング型はコンパクトで場所を取らず、洗面台の脇など限られたスペースに最適。
フェイスタオルを1枚だけすっきり掛けておきたい場所に向いています。
設置スペースから考える
まず取り付ける場所の横幅を確認しましょう。
バーが長すぎると圧迫感が出やすく、短すぎると使いにくさにつながります。
設置スペースに対して少しゆとりを持たせるくらいのサイズを選ぶと、空間に自然に馴染みます。
仕上げの違いにも注目
砂型の風合いを生かしたBrass Castingシリーズには、「Natural Brass」と「Black Brass(黒染め)」の2つの真鍮仕上げが。
経年変化をじっくり楽しみたければナチュラル、シャープにまとめたければブラックと、空間のトーンに合わせて選べます。
タオルハンガー 商品一覧
02|ペーパーホルダーの選び方
トイレは、家の中でもっとも視野が狭い場所です。
座ったときに自然と視界に入るペーパーホルダーは、「機能パーツだから何でもよい」と思われがちですが、
素材にこだわるだけで、その小さな空間の印象は驚くほど変わります。
シングルかダブルか
1人暮らしや少人数世帯なら、すっきりと見えるシングルタイプが選びやすいです。
家族が多い、または交換の手間を減らしたいならダブルタイプが便利です。
ダブルタイプは上部に小物置きのスペースがあるものもあり、スマホや小物を一時置きできる実用性も備えています。
タオルハンガーと素材を揃える
タオルハンガーとペーパーホルダーを同じ素材・同じシリーズで揃えるのが、最もシンプルで効果的なコーディネートです。
それだけで水回り全体に一体感が生まれ、丁寧に選ばれた空間という印象になります。
+α|水回りに、あると嬉しいアイテム
タオルハンガーやペーパーホルダーと合わせて、こんなアイテムもご一緒に。
小さな工夫が、水回りをもう一段整えてくれます。
水回りは、暮らしの正直な場所。
水回りは、家の中でいちばん正直な場所かもしれません。
飾りすぎず、でも雑にもできない。
毎日使うから、素材の良し悪しが手にそのまま伝わってきます。
まず1か所、タオルハンガーだけ変えてみる。それだけで、洗面所の空気は少し丁寧な場所になります。
小さな選択が、暮らしの景色を少しずつ、確かに変えていきます。