ミラー特集|
光を映し、空間を静かに広げる

朝の身支度も、
出かける前のひと呼吸も。

鏡は、暮らしの中のささやかな瞬間に
そっと寄り添う存在です。

映すためだけでなく、
光を届け、空間の印象そのものを変えていく。

素材や置き方によって
まったく違う表情を見せる、
鏡の選び方をご紹介します。

ミラーを取り入れる、3つの効果

光を取り込み、空間を明るく見せる

ミラーは、窓や照明から入る光を反射し、空間を明るく見せてくれます。

窓の少ない玄関や廊下など、
少し暗さを感じる場所にも取り入れやすい方法です。

奥行きをつくる


鏡の向こうに景色が続いているように見えることで、空間には実際以上の広がりが生まれます。

大きな家具を増やせない部屋や店舗でも、取り入れやすい方法です。

壁面に景色をつくる

ミラーに映るのは、人だけではありません。

植物や家具、窓の外の景色。
何を映すかによって、壁にもうひとつの風景をつくることができます。

まずは、使う場所から考える

ミラーを選ぶときは、デザインの前に「どこで、何のために使うか」を考えてみると、
自分に合う一枚が見つけやすくなります。

玄関|外出前の身支度に

靴を履いた状態で全身を確認したい玄関には、縦長のミラーを。

スペースが限られている場合は、小ぶりな壁掛けタイプでも、光を映すことで空間を明るく見せてくれます。

暮らしに馴染む、シンプルなオーク材のスクエアミラーです。

リビング・ダイニング| 家具と合わせて楽しむ

リビングやダイニングでは、ミラーを壁面のインテリアとして考えてみるのもひとつ。

周囲の家具との大きさや位置関係を意識すると、鏡だけが浮かず、空間の一部として取り入れやすくなります。

320サイズは、玄関や洗面所、お手洗いなどのコンパクトな空間にぴったり。

洗面・ドレッサー|使いやすい距離と大きさで

洗面やドレッサーまわりでは、顔まわりを無理なく映せるサイズを。

小ぶりなミラーなら、棚やチェストの上に置いたり、必要な場所へ移動したりしながら使えます。

ショップ・サロン・オフィスにも

サロンでは仕上がりを確かめる姿見として。待合スペースやエントランスでは、光や景色を映し込み、空間に広がりをもたらすインテリアとして。

訪れる人や働く人からどう見えるかまで考えると、その場所に合うサイズや形も選びやすくなります。

サイズと形で変わる、見え方

ミラーは、サイズや形によって空間に与える印象が変わります。

縦長|全身をしっかり映す

全身を映しやすく、視線を縦に導く形。

玄関や寝室、ショップのフィッティングスペース、サロンなど、全身を確認したい場所に取り入れやすいタイプです。

リビング、玄関、寝室。どんな場所にも自然に溶け込み、空間を格上げします。

ラウンド|壁のアクセントに

角のない輪郭が、家具や建具の直線をやわらげ、壁面に穏やかなアクセントをつくります。

実用のためだけでなく、壁を飾る感覚でも取り入れやすい形です。

スクエア|空間にすっきりと馴染む

壁や家具のラインと合わせやすく、空間をすっきりと見せてくれます。

フレームに存在感のあるものなら、鏡そのものを家具の一部のように見せることもできます。

鏡と暮らす、小さな工夫

何を映すかを先に考える

ミラーを掛けるときは、正面だけでなく「鏡の中に何が映るか」まで見てみましょう。

植物や照明、お気に入りの家具が映る位置なら、空間の魅力をもう一度見せることができます。

素材をひとつ拾う

木の家具が多い空間には木枠のミラーを。照明や金物に真鍮を使っているなら、真鍮フレームのミラーを。

空間の中にすでにある素材をひとつ拾うだけで、ミラーだけが浮きにくくなります。

ころんとした丸いフォルムが、壁まわりにやわらかな表情を添えます。

余白を残す

壁いっぱいに配置するのではなく、まわりに余白を残すことで、ミラーの形や素材がより際立ちます。

特にラウンド型やフレームに特徴のあるものは、少し余白を取るとオブジェのような存在感が生まれます。

朝の光や、窓辺の植物。
お気に入りの家具や、いつもの部屋の景色。

一枚のミラーを加えることで、これまで気づかなかった風景が見えてくることがあります。

住まいにも、人が行き交う場所にも。

毎日の身支度に使いながら、空間にも新しい広がりをつくるもの。

暮らしや場所に合う一枚を、見つけてみてください。

無垢のビーチ材をオイルで仕上げた、あたたかみのある木の質感。