朝、床に足をおろしたときの、
ひやりとした冷たさ。
その感触で、季節がひとつ
進んだことに気づきます。
窓から差しこむ光は低くなり、
部屋の奥まで長く届くように。
ソファに腰かけるより、
床に座ってひざ掛けを広げる時間が
増えていきます。
足元に敷く一枚を、そろそろ冬のものへ。
素材や毛足を少し意識するだけで、
床で過ごす時間はずいぶん心地よくなるはずです。
01|毛足と素材で選ぶ、足元のぬくもり
寒い季節には、足元に触れる心地よさにもこだわりたいもの。
毛足の長いシャギーや、ふっくらとしたウールのラグは、踏み心地のよさに加え、見た目にもやわらかな印象を与えてくれます。
素材や毛足の違いによって生まれる、それぞれのぬくもりを楽しんでみませんか。
CAROL | 140×200
長い毛足がつくる、やわらかな陰影
ニュージーランド産ウールを100%使用した、ふかふかとした毛足が魅力のラグ。
光の当たり方や毛並みの向きによってブラウンの濃淡が生まれ、無地でも奥行きのある表情を楽しめます。
木製家具やヴィンテージアイテムと合わせれば、落ち着きのあるあたたかな空間に。
AMY | 140×200
天然ウールの心地よさに、遊び心を添えて
天然ウール100%のふっくらとした踏み心地に、手描きのような幾何学模様とドットを組み合わせたAMY。
やわらかなベージュトーンが柄の印象をほどよく抑え、ナチュラルな家具にも自然に馴染みます。
しっかりとした厚みがあり、ソファの前やベッドサイドなど、素足でくつろぐ場所にも取り入れたい一枚です。
PAIGE | 140×200
ゆらぐラインと、ボリュームのあるシャギー
ウールを主体としたボリュームのあるシャギーに、ゆるやかな十字ラインを描いたPAIGE。
毛足の重なりが模様の輪郭をやわらげ、幾何学柄でありながら穏やかな印象に仕上がっています。
明るいアイボリーの色合いは木製家具とも相性がよく、足元にふんわりとしたぬくもりを添えてくれます。
02|色で選ぶ、冬の部屋の奥行き
ラグの色は、部屋全体の印象を左右する大切な要素。
ブラウンやベージュなどのアースカラーは、木製家具やあたたかな照明とも相性がよく、落ち着いた空間づくりに役立ちます。
単色ではない、糸の重なりから生まれる色のゆらぎも魅力。
素材そのものが持つ表情に目を向けてみると、ラグ選びの楽しみが広がります。
MONA | 140×200
異なる糸が織りなす、自然な色の重なり
ウールとジュートを中心に、太さや色の異なる糸を織り合わせたMONA。
ベージュやブラウン、グレーが複雑に重なり、黒い縦糸が表情をほどよく引き締めます。
木やレザー、アイアンなど、素材の風合いを大切にした家具と合わせれば、落ち着きのある奥行き豊かな空間に。
CLIVE | 140×200
アースカラーで描く、印象的な抽象模様
ベージュやブラウン、赤みを帯びた色が重なり、大胆な抽象模様を描くCLIVE。
コットンとレーヨンを中心に織り上げた生地には細かな濃淡があり、両端の太いフリンジがほどよいアクセントに。
落ち着いたアースカラーは木製家具やヴィンテージアイテムとも相性がよく、足元に個性とあたたかみを添えてくれます。
MERCY | 140×200
色褪せたようなブラウンに、ヴィンテージの趣を
リサイクルデニムのはぎれを裂き織りにした、ラフな風合いが魅力のMERCY。
ブリーチによって生まれたブラウンとベージュの濃淡が、使い込まれた布のような味わい深い表情をつくります。
毛足のないすっきりとした仕上がりで、リビングはもちろん、ダイニングにも取り入れやすい一枚です。
03|柄と織りで選ぶ、くつろぎの景色
色を増やさずに、部屋の雰囲気を少し変えたい。
そんなときは、柄や織り方に特徴のあるラグを選んでみるのもおすすめです。
同系色で描いた幾何学模様や、毛足の重なりから生まれる凹凸。
主張しすぎないデザインなら、家具やインテリアの個性を引き立てながら、足元にほどよいアクセントを加えられます。
LYLA | 140×200
やわらかな幾何学模様を、足元に
ベニワレンラグをモチーフにした、やさしい幾何学模様が魅力のLYLA。
アイボリーを基調としたコントラストの穏やかな配色に、ふかふかとしたコットンタフトの質感が重なり、柄のあるラグも自然な印象に。
木製家具やヴィンテージアイテムとも馴染みやすく、シンプルな空間にさりげない表情を加えてくれます。
DIANA | 140×200
自由なラインが生む、自然なリズム
ふかふかとしたコットンタフトに、ウールの糸で不規則なラインを描いたDIANA。
伸びたり途切れたりする線のゆらぎが、ナチュラルな色合いの中にさりげないリズムを生み出します。
木製家具や白い壁とも馴染みやすく、すっきりとした部屋に少し変化を加えたいときにもおすすめです。
MILA | 140×200
曲線と色の重なりがつくる、自由な表情
黒い基布にアイボリーのコットンシャギーを重ね、毛足の隙間からのぞく黒糸が独特の濃淡を生むMILA。
ゆるやかな曲線を描くアシンメトリーなフォルムも特徴で、直線的な家具と組み合わせると、空間に自然な動きが生まれます。
ふかふかとした肌触りに加え、手洗いできる扱いやすさも魅力です。
04|選ぶ前に、確かめておきたいこと
デザインや素材に加えて、敷く場所やお手入れの方法も、長く使うための大切な手がかりです。
サイズは、家具との距離から
140×200cmは、2〜3人掛けのソファの前にちょうどよい大きさ。ローテーブルを置いても窮屈になりにくく、床に座って過ごすにも十分な広さがあります。
購入の前に、マスキングテープで床に大きさを印しておくと、敷いたときの様子が思い描きやすくなります。
床暖房・ホットカーペットとあわせて
今回紹介したラグは、いずれも床暖房とホットカーペットに対応。ただし、長時間の高温での使用や、濡れたままの使用は避けるのが安心。
暖房器具の側の使用条件も、あわせて確認してください。
お手入れの方法も、選ぶ基準に
毛足のあるラグは、毛足の流れに沿ってやさしく掃除機をかけるのが基本です。使いはじめは遊び毛が出やすいので、こまめにかけるのがおすすめ。
飲みものをこぼしたときは、こすらず、乾いた布で押さえるように吸い取ります。
ウール主体のラグはご家庭で洗えないものがほとんどで、汚れが目立つときはクリーニング店への相談を。
コットン主体のラグには、手洗いできるものもあります。
足元が変わると、過ごし方が変わる
冬のあいだ、いちばん長く触れているのは、もしかすると足元かもしれません。
ソファにもたれて本をめくる夜。
湯気の立つマグを手に、低い光が床をなぞっていくのを眺める休日。
お気に入りの一枚があるだけで、いつもの場所が自分だけの居場所になっていきます。
素材の手ざわりや色の重なりを手がかりに、この冬を一緒に過ごす一枚を選んでみてください。
お気に入りの一枚を、暮らしの中へ
ふんわりとした毛足も、自然な色の重なりも。
ラグによって、足元から生まれる景色はさまざまです。
今回ご紹介したラグのほかにも、
tifloでは素材やデザインの異なるアイテムを取り揃えています。