施工イメージ

真鍮特集|時をまとう、金色の道具たち

空間にぬくもりをともす

tifloのラインナップに、真鍮のパーツや道具たちが新しく登場です。

少しずつ色づき、やがて落ち着いた輝きをまとっていくその姿は、まるで暮らしの時間そのもの。木や布、ガラスなど、自然素材と並んだときに生まれる静かな存在感は、空間にそっとぬくもりをともしてくれます。

今回は、はじめての特集となる真鍮について、その魅力や取り入れ方をご紹介します。
長く使いたくなる、そんな真鍮の道具との出会いになればうれしいです。

真鍮という素材のこと

光も、空気も、手のあとも。

真鍮は、銅と亜鉛からなる金属です。でも、どこかやわらかくて、あたたかい。金属なのに、無機質じゃないところが好きです。

新品のときは、少しピカピカしていて、
時間が経つと、空気や手の油で少しずつ落ち着いた表情に変わっていきます。

磨いて輝きを取り戻すのもいいし、あえてそのまま育てていくのも、また味わい。

どちらを選ぶかは、暮らす人の自由です。

カラー:Natural Brass(鋳肌素地)
幅 0.8 × 奥行き 5 × 高さ 7cm イカリ型で引っ掛けやすい形状をしています。
玄関では鍵や帽子といった、ちょっと掛けたい場所に便利です。

暮らしの中で、真鍮をたのしむ

ドアを開けたときの取っ手、照明のスイッチ、棚の下の小さなフック。

ふとした瞬間に手が触れる場所に、真鍮のアイテムがあると、なぜだか気持ちが落ち着きます。

木の家具とも、白い壁とも、古道具とも、相性がいい。ひとつ置くだけで、空間全体がちょっと上質に見える。

そんな“引き立て役”が、真鍮という素材の魅力なのです。

真鍮が似合うインテリアって?

自然素材に囲まれたナチュラルな空間にも、素朴な和の住まいにも、古道具の並ぶアトリエにも。

真鍮は、どんな空間にもふしぎとなじみます。それはきっと、控えめで、けれど芯のある素材だから。主張しすぎず、でも確かな存在感を放つ。

だからこそ、どんなスタイルにもすっと溶け込みます。

鋳肌素地仕上げは、研磨を最小限に抑え、真鍮の素材感をしっかりと残しています。

育てる楽しみと、ほんの少しのお手入れ

くすみも、傷も、愛しいもの。

真鍮は、生きています。
時間とともに色が深まり、光沢がやわらかくなっていきます。

気になるときは、柔らかい布でそっと拭いたり、金属用のクロスで磨いたり。それだけで元通りに近づきます。

でも、あえて手を加えず、自然に育てるのも素敵。
小さな変化が、暮らしの時間の流れを教えてくれます。

おすすめの真鍮アイテムたち

毎日つかう場所こそ、いいものを

照明

あたたかい光との相性は抜群。夜の時間を、少し特別にしてくれます。

鋳肌素地仕上げは、研磨を最小限に抑え、真鍮の素材感をしっかりと残しています。

フックや棚受け

機能と美しさ、どちらも叶えてくれる存在。真鍮は空間の縁の下の力持ちです。

スイッチプレート

手が触れるたび、少しうれしい。玄関やトイレにもおすすめです。

真鍮のある暮らし

選ぶたのしさ、育てるよろこび。
真鍮は、使う人と一緒に時間を重ねていく素材です。
はじめはピカピカでも、いつの間にか自分だけの風合いに育っていく。

そんな“時とともに味わう道具”を、暮らしの中にひとつ迎えてみませんか。
きっと、長く愛せる道具になると思います。

真鍮エントランスライト

真鍮ならではの上品な輝きが魅力で、空間にあたたかみや華やかさをもたらしてくれます。

左:Natural Brass(鋳肌素地仕上げ)
右:Black Brass(黒染め仕上げ)