炎に、はぜの実の記憶が宿る

ろうそくの原料として、もっとも古くから使われてきた素材がある。
ウルシ科の植物・櫨(はぜ)の実から搾った蝋は、かつて日本の灯りを支えた、植物由来の蝋です。
大與 / DAIYO のはぜろうそくは、その櫨蝋100%で作られた、もっとも伝統的な和ろうそく。
世界でも10人ほどしかいないとされる熟練の職人が、一本一本手造りで仕上げています。
職人の手が一本ずつ重ねた、炎の揺らぎ

芯を重ねる工程は、蝋をつけては乾かし、またつけては乾かすという繰り返し。
この積み重ねが炎の質を決め、一本一本に職人の仕事が込められています。
和ろうそくの芯は、絹糸・い草・和紙を組み合わせており、手仕事でつくられています。
この芯が燃焼しながら外側へ傾いていくため、炎が揺れ動く独特のゆらぎが生まれるのです。
そのやわらかく不規則な炎の動きが、はぜろうそくの大きな特徴になっています。
3つのサイズから、場面を選ぶ

tifloでは3種類のサイズを取り扱っています。
短い時間に灯したいときは、燃焼時間約20分の8本入りがおすすめです。
食事や軽い読書なら、約30分の6本入りが向いています。
ゆったりとした時間を過ごしたいときは、約85分燃焼するロングタイプの3本入りをお選びください。
燭台は、別売りの鉄製燭台との組み合わせがおすすめです。
8本入りは鉄製燭台「小」、6本入りは「小」「大」どちらでも使用可、3本入りは鉄製燭台「大」に対応しています。
手造りならではの色むらや微妙なかたちの違いは、一本一本が異なる表情を持つということ。
それもまた、職人の手仕事が宿るあかしです。
FAQ
Q. 米ぬかろうそくとはぜろうそく、何が違いますか?
A. 原料が異なります。
はぜろうそくは櫨(はぜ)の実から搾った蝋を使用した、より伝統的な製法の和ろうそくです。
炎のゆらぎの大きさや燃焼の質に違いがあり、茶事などの和の場でも古くから用いられてきました。
米ぬかろうそくは米ぬか蝋を使用し、においが少なく日常使いに向いています。
Q. 芯のお手入れは必要ですか?
A. 燃焼中に芯が長くなってきたら、芯切りばさみやピンセットで1cm程度を残してカットしてください。
途中で消火する場合、芯の黒くなった部分はそのまま残しておいてください(再点火に必要です)。
Q. どんな燭台が合いますか?
A. 鉄製燭台(別売)との組み合わせがおすすめです。
サイズ別の対応は、8本入りは「小」、6本入りは「小」「大」どちらでも使用可、3本入りは「大」に対応しています。
商品情報
| サイズ |
ろうそく: |
| 燃焼時間 | 8本入り:20分 / 本 6本入り:30分 / 本 3本入り:85分 / 本 |
| 素材 | 櫨蝋100%(芯:絹糸・い草・和紙) |
| 生産国 | 日本(滋賀県) |
| 備考 | 箱入り |
注意事項
・火の周辺には十分な空間を確保してご使用ください。風のある場所や強い光のそばでの使用は、燃焼が乱れる場合があります。
・不燃性の台に垂直に立ててお使いください。
・燃焼中に残芯が長くなった際は、芯切りばさみやピンセットで不燃皿に取り出し、1cm程度の芯を残してカットしてください。
・途中消灯する場合は、炭になった部分はそのままにしておいてください。
・天然素材かつ手作りのため、色や形にわずかな個体差があります。
大與

大與 / DAIYO は、1914年に滋賀県高島郡(現・高島市)にて創業した和ろうそくの専門メーカーです。
日本最大の湖・琵琶湖を擁する滋賀の地で、四代にわたり技術と姿勢を受け継いできました。
使用する蝋はすべて天然の植物蝋100%。
環境と人への負荷をできる限り減らしながらものをつくるという考え方は、創業から100年以上が経った現在も変わらない根幹となっています。
仏事から茶事、日々の暮らしまで、幅広い場面に寄り添う和ろうそくを手がけ、大本山永平寺御用達としても知られています。