どこに掛けても絵になる、ミニマルデザインのミラー

デンマークのデザインユニット MOEBE(ムーベ)が生み出したウォールミラーは、壁に掛けるアートピースのような存在感を放ちます。
MOEBEの魅力は、その徹底的に削ぎ落とされたデザイン。
ミラーを囲むフレームをあえて排し、たった一枚の鏡と、それを支える繊細な真鍮の金具だけで構成されています。
このミニマルさが、鏡本来の美しさを際立たせているのです。
鏡の背面から伸びる真鍮のワイヤーは、ひと筆の線のようにすっと伸び、壁に寄り添うように優しく全体を支えています。
シンプルなデザインだからこそ、リビングや玄関、寝室など、どんな場所にも自然に溶け込み、空間を格上げしてくれるのが特徴です。
余計な装飾がないことで、映し出される風景や、鏡の前に立つ人が、自然と主役になる。
鏡を通して見える景色が、まるで額に入れられた一枚の絵画のようになるのが素敵ですね。
時間とともに深まる、真鍮の豊かな表情

MOEBE ウォールミラーの魅力の核となるのが、この真鍮という素材です。
真鍮は、使い込むほどに表面が酸化し、深みのあるアンティークのような風合いへと変化していく特性を持っています。
使い始めたばかりの輝きも美しいですが、この経年変化を楽しめるのが真鍮ならではの醍醐味です。
時間がゆっくりと流れる中で、真鍮の金具は少しずつ色を深め、その空間だけの物語を刻んでいきます。
単なる「鏡」としてではなく、「共に時を重ねるインテリア」として愛着を持って接することができるのです。
直径50cmというサイズは、全身を映すには少し小ぶりですが、お出かけ前のチェックにはもちろん、リビングのアクセントとしても使いやすく、光を取り込む効果も期待できます。
北欧らしい機能性と美しさが、自然体の佇まいで寄り添ってくれる一枚です。
空間に抜け感を添える、心地よい軽やかさ

MOEBEのウォールミラーの設置は、壁にねじ込み式のフックを取り付け、そこにワイヤーを掛け、ミラーを載せるだけという手軽さです。
この軽快な設置方法も、このミラーの大きな魅力の一つ。
重厚なフレームがないため、壁に圧迫感を与えず、空間に心地よい「抜け感」と「軽やかさ」をもたらします。
壁との間に生まれるわずかな隙間や、鏡に反射する光が、部屋全体を明るく、広く感じさせてくれるのも魅力のひとつ。
特に日本の住空間において、ミラーは時に重い存在になりがちですが、このMOEBEのウォールミラーは、まるで空気の一部のようにスッと馴染んでくれるのです。
飾り気のない美しさと、素材の質感が持つ深い味わいが、毎日の暮らしにさりげなく寄り添ってくれます。
真鍮が育つ時間も楽しめるウォールミラーで、空間にやさしい余白を迎えてみてはいかがでしょうか。
商品情報
サイズ
幅 50cm × 奥行き 1.8cm × 高さ 68.5cm
重量
3.3kg
素材
真鍮、ガラス鏡
備考
壁付用L字フック 付属
・アンカープラグは同梱されておりません。石膏ボードやコンクリート壁への設置の場合は、壁の素材に適したアンカーや部品を別途ご用意ください。
・ミラーの落下・転倒を防ぐため、必ず水平に取り付けてください。
・ミラー部分に手をかけるなど体重をかけることはお止めください。
・製品の特性上、パーツのカット部分が鋭利な作りになっております。お取り扱いには十分にご注意ください。
・本体に重量があるため、取り付けの際は十分にご注意ください。
・お手入れの際は、柔らかい布で乾拭きを行ってください。
・真鍮素材は経年変化により変色や緑青、黒ずみが発生する場合がございます。経年により少しずつ色が濃くなり、表情が変化していきますが、素材の良さとしてご理解ください。
・真鍮素材の商品は、製造・検品・輸送の過程で微細な擦れや斑点、黒ずみ等が見られる場合がございます。また、お届けまでに経年変化が発生する場合がございます。