カラテア・オルビフォリア、静けさを映す、やさしいストライプグリーン
淡く光沢を帯びたシルバーグリーンのストライプが、やわらかい陽の光をすっと受けとめる。
それが、カラテア・オルビフォリアです。
植物らしいたくましさよりも、どこか静けさをまとったたたずまい。葉はひとつひとつが大きく、けれど主張しすぎず、空間に自然と溶け込んでいく。
オークやチークの無垢材でできた家具、リネンやコットンのクッション、素焼きの鉢やかご編みのバスケット、そうしたナチュラルな空間の中にすっと置くと、オルビフォリアの魅力がより引き立ちます。
テーブルの端にそっと添えてもいいし、キャビネットの横や、明るい廊下の角に置いても。
どんな場所でも、ほかのインテリアとけんかせずに、そっと馴染む。それでいて、その場の空気をやさしく整えてくれる。そんな不思議なグリーンです。
日中は葉を広げ、夜になるとそっと閉じる。そんな小さな動きが、毎日のリズムを整えてくれるような気がします。
オルビフォリアは、明るい日陰が好きな植物。直射日光が強すぎると、葉が焼けてしまうこともあるので、レースカーテン越しのやわらかい光のそばがおすすめ。
水は、土の表面が乾いたらたっぷりと。空気が乾燥する季節は、霧吹きでそっと潤いを与えてあげると、葉が生き生きとしてきます。
温度は15℃以上を目安に。冬の寒さが苦手なので、窓辺の冷気やエアコンの風には少し気をつけてあげてください。
ゆったりとした葉の広がりに、静かな時間が流れるようなグリーン。カラテア・オルビフォリアは、日々の暮らしに、ほんの少しのやすらぎを運んでくれる存在です。