洗練と静けさをまとった、佇まいの美しいハンガー
インテリアの中で、ハンガーラックはあくまで"脇役"の存在。
けれど、UNO HANGERはその在り方に少しだけ美しい緊張感をもたらしてくれるアイテムです。
建築家・芦沢啓治氏がアートフェスティバル「DESIGNART TOKYO」のフラッグスタンドとしてデザインした作品を、家庭のインテリアとして再構築したハンガーラック。
高さ140cmの堂々とした佇まいながら、彫刻のような凛とした気配が漂います。
カラーは硬質な中にもやわらかさも感じるマットな質感のダークブラウンと、シックなメタリックの輝きが上品なシャンパンカラーの2色をご用意。
機能に徹しながら、余計な装飾は一切なし。
tifloが提案する「静かな美しさ」が、ミニマルな形にしっかりと宿っています。
構造材が生む美しい線とバランス感覚
UNO HANGERの魅力は、その美しい細さとバランス感覚にあります。
家具には珍しい16×16mmのスチール角材という構造材を使用し、まるで太いペンで空中に線を描いたような印象的なフォルム。
軽やかに見えるけれど、強靭な無垢材だからこその安定した構造です。
上部の小さなV字が3つのフックを形成し、下部の大きなV字が脚部となる設計は、1本のラインが床からまっすぐ伸び、美しい曲線を描く姿。
ハンガーであることを忘れて見惚れるほどの整いを感じさせます。
容易に曲がらない強靭なスチールを正確なV字型に加工するのは簡単ではなく、特別な金型を製作し、何度も調整を重ねて完成させたこだわりの逸品。
支柱は分割式になっているため組み立ても簡単で、嵌合部の精度も非常に高く仕上げられています。
その佇まいは、まるで家具とオブジェのあいだにあるような存在です。
使い方は自由。
けれど、余白はそのままに
寝室や玄関、リビングにさりげなく置いて、明日の服を準備する。
来客用のコート掛けとして一時的に使ったり、お気に入りのジャケットを美しく見せるディスプレイとして活用したり。
UNO HANGERは、暮らしのどこに置いても馴染み、出しゃばらず、整えるという仕事を淡々とこなしてくれます。
必要なときにだけ近くにいて、使わないときには美しいオブジェとして空間の一部として溶け込む。
そんな軽やかな距離感が、tifloの考える"良い道具"の在り方でもあります。
シリーズのSOLID STEEL TABLEと合わせて使えば、スチールという素材の統一感がより際立ち、静かで洗練された空気が空間に生まれるでしょう。
どちらも、時とともに風合いが深まる塗装と素材。
使い込むほどにエイジングを感じられるのも、長く付き合いたくなる理由のひとつです。
UNO HANGERは、空間にそっと寄り添う引き算の美。飾らないのに美しい、そんな静けさを、日常の中に添えてくれます。
商品情報
サイズ
幅 49cm × 奥行き 46cm × 高さ 140cm
梱包サイズ
幅 54cm × 奥行き 2cm × 高さ 80cm
重量
約5.1kg
耐荷重
ハンガー部分それぞれにつき3kgまで、
安全の為、製品全体で掛ける荷物の合計は5kgまで
素材
スチール(粉体塗装)
生産国
台湾
備考
組立品(組立説明書)
・組み立ての際は、床にラグなどを敷き傷防止の準備をした上で、組立説明書の手順に沿って組み立てをお願いいたします。
・組立製品は、組立直後よりネジが馴染んでくると締め込みが緩くなってまいります。組み立て後、一週間ほど経過したら増し締め(ネジをさらに締め込むこと)を行ってください。ネジが緩んでくると、安全にご使用いただけないだけでなく、製品のガタツキや故障の原因となります。
・ホコリなどの上から擦ると細かい傷の原因となりますので、ハタキや埃吸着モップなどで埃を取り除いてから、柔らかい布等で拭きあげてください。
・水分が付着した場合は、早めに柔らかい布等で拭いてください。
・汚れのひどい時は、3〜5%に薄めた中性洗剤を含ませた布で汚れを落とし、その後水に浸した布で洗剤分をよく拭き取ってください。次に乾いた布で軽く拭った後、自然乾燥させてください。
組立説明動画 ※音声が出ます。
DUENDE
DUENDEの家具は、素材の質感を生かしながら、空間に自然と溶け込むようにデザインされています。
スチールや木材など素材の持ち味を引き出し、直線と曲線の調和が心地よい佇まいを生むのが特徴です。
光や影の中で表情を変え、暮らしに静けさを添える。
実用性とオブジェのような存在感を併せ持つDUENDEの家具は、日常に余白を生み、長く寄り添います。