台所から部屋へ。粉挽き臼台の第二の人生

このテーブルはもともと、インドの村の台所で小麦を挽くために使われていたものです。
「チャッキ」と呼ばれるこの円形の臼台は、ラジャスタン州を中心とした農村の暮らしに深く根ざした道具でした。
石臼を受け止め、こぼれた粉を集めるために作られた低い木の台が、職人の手によってびっしりと彫刻で飾られていること。
そのことが、当時の人々がいかに日常の道具に美しさを込めていたかを物語っています。
実用品でありながら、工芸品でもある。
そんな一点が、日本に届きました。
削り出された幾何学模様と、時間が作った色

側面を埋め尽くすのは、星形を組み合わせた幾何学紋様のチップカービング。
ノミ一本で丁寧に刻まれた模様は、上下にリブのような縁取りを持ち、全体に端正なリズムをつくっています。
脚部にも同じ意匠が施されており、「飾るために作ったわけではないのに、美しい」という不思議な説得力があるのです。
長年の使用と経年によって表面には深みのある褐色のパティナが生まれ、新品では決して出せない落ち着きがあるのも魅力。
円形の台座の内側には、石臼を固定していた痕跡も残っており、それが「道具だった時代」を伝えてくれます。
植物台として、サイドテーブルとして

直径46cm程度の円形には、鉢植えを置くだけで空間に物語が生まれます。
垂れ下がる葉が側面の彫刻にかかる様子は、まるでその場所のためにあつらえたような収まりに。
お茶のカップやキャンドル、小さな本などを置くのにもちょうどよく、床座の暮らしやラグを敷いたリビングに置くと、その低い重心が映えます。
そしてヴィンテージラグとの相性もよく、互いの文様が響き合い、部屋に奥行きが生まれ、世界観が出来上がるのです。
使われてきた時間が、そのままインテリアになる。
そんな一品です。
京都・一乗寺 tiflo gallery で実物をご覧いただけます

こちらの商品はヴィンテージ品のため、経年変化による傷や汚れ、色むらがある1点物でございます。
写真では伝わりにくい質感や佇まいを、店頭でぜひ実際にお手に取ってご確認ください。
ご質問はLINEでも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
営業時間
tiflo gallery:木・金曜日 11:00〜19:00(祝日の場合は店休)
LINEお問い合わせ:平日 10:00〜17:00
FAQ
Q. 傷や汚れはどの程度ありますか?
A. 古い手工芸品のため、使用・経年による傷・汚れ・色むらが見られます。
一点ものとしての個性としてお楽しみいただける方に、ぜひお届けしたい品です。
Q. 天板の中心がくぼんでいますが、テーブルとして使えますか?
A. 石臼を受けるための皿状の構造のため、中心部は少しくぼんでいます。
平らな天板としての使用には向きませんが、トレイや板を置いて使うか、植物台・ディスプレイ台として活用するのがおすすめです。
Q. ヴィンテージ品のお入れ方法は?
A. 通常のお手入れは柔らかい乾いた布での乾拭きをおすすめします。
水濡れや強い洗剤の使用、直射日光、極端な乾燥・湿気の変化は木材にとって負担になるためお気を付けください。
商品情報
| サイズ | 約直径 46cm × 高さ 19.5cm |
| 素材 | 木 |
| 生産地 | インド |
| 備考 | ・本品はヴィンテージ・一点もののため、木肌の色味・傷・欠け・汚れ・歪みなどに個体差があります。写真をよくご確認のうえお求めください。 ・平滑な面での使用を想定していないため、置いた際にがたつきが生じる場合がございます。気になる場合はフェルトパッド等での調整をお試しください。 |
・長い時を経て現地で使われてきたため、個体によっては擦れ、小傷、ひび、がたつき、虫喰い跡などがあります。
時を重ねた品ならではの風合いとしてお楽しみください。
・古い品のため、新品製品のような保証はございません。
・水濡れや直射日光は避けてお使いください。乾燥・湿度変化によって木部にひびが生じる場合があります。
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