時代を超えて愛される、オランダ発の名作チェア

Result Chair(リザルトチェア)は、1950年代にオランダの家具メーカー Ahrend社 によって誕生しました。
こちらは1960年代製のファーストモデル。
座面の幅が少し広くなっており、プライウッドも厚めになっています。
デザインを手がけたのは、名匠 Friso Kramer(フリソ・クラマー) と Wim Rietveld(ウィム・リートフェルト)。
彼らは「日常のための良質なデザイン」を目指し、公共施設や学校、オフィスなどのために多くの機能的な家具を生み出しています。
Result Chair はその中でも象徴的な存在。
軽量で丈夫、そして生産効率に優れた設計は、戦後のオランダにおける「合理的なデザイン思想」を体現した、まさに名作の一脚です。
1970年代にはヨーロッパ各国の教育機関で広く使用され、数多くの学生がこの椅子に腰かけて日々を過ごしていたようです。
そのシンプルで力強い造形は、時を経た今もなお、モダンな空間で新鮮に映ります。
Result Chairの魅力とは

私が思う Result Chair の魅力は、無駄のないフォルムとフレームの構造の美しさ。そしてそれとは対比する有機的な木との組合せです。
スチール脚部は角度とラインが精密に計算され、安定感を保ちつつも視覚的な軽さを演出。
厚みを抑えた成形合板の座面と背もたれは、ほどよい弾力を持ちながら身体に沿うように設計されています。
そのシャープなフォルムは、木のあたたかみと絶妙なバランスを保ちながら、空間にリズムを生み出すようにデザインされているのです。
コンパクトでありながら存在感のあるフォルムは、 ダイニングチェアとしてはもちろん、デスクチェアやカフェチェア、ショップの什器にもおすすめ。
どの角度から見ても美しく、素材の組み合わせそのものがインテリアとして成立する。
そんな完成度の高さが、Result Chair の真価です。
美しい「実用性」という価値

Result Chair が特別なのは、その佇まいに「使うことの美しさ」が宿っているから。
家具としての装飾性を追うのではなく、日常に寄り添うための「実用の美」 を追求して生まれました。
無駄のないフォルムは、どんなインテリアにも自然に溶け込み、オークやウォルナットの家具とも相性抜群。
モダン、ヴィンテージ、インダストリアル、ナチュラル。
どんなテイストにも不思議と馴染み、空間を引き締めます。
経年によって木部の色艶は深まり、スチールフレームには使い込むほどの味わいが現れます。
それはまるで、暮らしの時間を記録するよう。
デザインの完成度と実用性、そして時を経ても色褪せない誠実さ。
それらすべてが、この一脚に凝縮されています。
【LINE確認可能商品】

こちらの商品はヴィンテージ品のため、経年変化による傷や汚れ、色むらがある1点物でございます。
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商品情報
サイズ
幅 45cm × 奥行 42cm × 高さ 79.5cm(座面 46cm)
※サイズはすべて手作業で採寸しております。実際の寸法と表記に、少しの誤差が生じ
る場合がございますのであらかじめご了承ください。
素材
フレーム:スチール / シート:プライウッド
生産メーカー
Ahrend社(オランダ)
年代
1960年代
状態
Aランク:
少しの傷・汚れはありますが
大きなガタツキ、欠けなどはありません。
備考
【取り扱い商品について】
・ヴィンテージ・USED品の為、経年による使用感、劣化、傷などがございます。
気になる点や不明点などはお気軽にお問合せ下さい。