バムン族について

カメルーン西部の高地に、17世紀から続く王国があります。
それは、バムン王国。
首都フォンバンを中心に栄えたこの国は、木彫・象牙彫・金属工芸・ビーズ装飾など、多彩な宮廷工芸で知られています。
王族のための玉座やスツールを作り続けた専属の職人たちは、代々受け継いできた技と文様を一木に刻み込み、王国の権威と美意識をかたちにしてきました。
こちらのスツールは、そうした職人たちの系譜にある一点ものです。
アフリカの宮廷工芸が持つ力強さと、彫刻としての静かな存在感。
それを暮らしの中に迎えるということは、ただオブジェを置くことではありません。
誰かが、どこかで、誰かのために削り出したものが、時間を超えてここにある。
そんな想いまで一緒に運んできてくれる一品です。
横溝が刻む、建築的な力強さ

まず見ていただきたいのは、台座に刻まれた文様です。
水平方向の平行線が台座の全面にびっしりと刻まれた横溝は、まるで石造建築の石積みを思わせる、土木的な力強さがあります。
天板は楕円形に近い丸みを持ち、比較的フラットな座面に。
縁には丸みがあり、年輪と木目が表面に静かに浮かび上がっています。
全体的な色調はダークブラウンで、長年の使用と時間の経過が、木に深みのある色と艶をもたらしているのもまた魅力です。

木製家具に合わせて、お部屋にヴィンテージの世界観をより強く加えるも良し。
ミニマルなコンクリート空間や白い壁の前に単体で置くと、この荒削りの木肌が目立ち、彫刻的な存在感もより際立ちます。
椀型の天板に小さな植物を置けば、スツールが台座になり、植物がより高い目線で空間に入り込む。
インテリア要素としても使いやすいサイズ感です。
アフリカンヴィンテージを迎え入れる

バムン族のスツールは、そこにあるだけで空間にゆるやかな重心をつくります。
荒削りの台座、椀のように窪んだ天板、刻み込まれた格子の文様。
磨き上げた工芸品とは異なる、この粗さこそがアフリカの手仕事の味。
コンクリートの床の上でも、木製家具や植物のそばでも。
置く場所を選ばず、どこに据えてもそこが「この一点の場所」になる。
アフリカンヴィンテージの良さが詰まっている一品です。
京都・一乗寺 tiflo gallery で実物をご覧いただけます

こちらの商品はヴィンテージ品のため、経年変化による傷や汚れ、色むらがある1点物でございます。
写真では伝わりにくい質感や佇まいを、店頭でぜひ実際にお手に取ってご確認ください。
ご質問はLINEでも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
営業時間
tiflo gallery:木・金曜日 11:00〜19:00(祝日の場合は店休)
LINEお問い合わせ:平日 10:00〜17:00
FAQ
Q. 「アフリカンヴィンテージ」とは何ですか?
A. アフリカ各地で伝統的に使われてきた木製家具・民具で、現地の職人による手彫りの味わいが特徴です。
日常使いだけでなく生活文化としての意味合いも持つことが多く、インテリアとしても人気です。
Q. 本当に座って使えますか? あるいはインテリアとして使えますか?
A. 平滑な面での使用を想定していないため、少しのがたつきが生じます。
考慮したうえでおかけください。また、サイドテーブルや植物台、オブジェとして使うのもおすすめです。
Q. ヴィンテージ品のお入れ方法は?
A. 通常のお手入れは柔らかい乾いた布での乾拭きをおすすめします。
水濡れや強い洗剤の使用、直射日光、極端な乾燥・湿気の変化は木材にとって負担になるためお気を付けください。
商品情報
| サイズ | 約幅30cm × 奥行き30cm × 高さ24cm |
| 重量 | 約3kg |
| 素材 | 木 |
| 生産地 | カメルーン共和国(バムン族) |
| 備考 | ・本品はヴィンテージ・一点もののため、木肌の色味・傷・欠け・汚れ・歪みなどに個体差があります。写真をよくご確認のうえお求めください。 ・アフリカのスツールは平滑な面での使用を想定していないため、置いた際にがたつきが生じる場合がございます。フェルトパッド等での調整をお試しください。 |
・長い時を経て現地で使われてきたため、個体によっては擦れ、小傷、ひび、がたつき、虫喰い跡などがあります。
時を重ねた品ならではの風合いとしてお楽しみください。
・古い品のため、新品製品のような保証はございません。
・水濡れや直射日光は避けてお使いください。乾燥・湿度変化によって木部にひびが生じる場合があります。
おすすめの特集コラム