linea の家づくりについて
「まち」と「暮らし」をつなぐ
tiflo を運営する linea 株式会社は、京都を拠点に「空間と暮らしをデザインする」会社です。
リノベーション・不動産・インテリア 3つの事業を軸に、住む人の感性にそっと寄り添う住まいづくりを手がけています。
つくり込みずぎない余白や、時間とともに深まる素材を大切にしているのが linea のリノベーションの特徴。
家具や植物の置き方で空間の表情が変わるように、住む人のスタイルに合わせて育っていく家を提案しています。
今回ご紹介する Yamashina 213 は、そんな linea の想いがやさしく宿る一軒。
素材の表情とシンプルな間取りが、tiflo がセレクトする家具たちとも自然に呼応する住まいです。
その相性の良さは、二つのブランドが大切にしている「素材感」が、静かに重なり合っているからかもしれません。
山科というまち — 四季のうつろいと暮らしの心地よさ
京都の東の入口にあたる、静かで穏やかなまち、山科。
駅から歩けば、ふと視界に入るやわらかな山並み。
春には桜が咲き、夏には木陰がそよぎ、疎水沿いには季節ごとに異なる風景が広がります。
街の喧騒から少し離れたその場所には、中心地へのアクセスの良さを保ちつつ、
どこか“京都の里山”を思わせる穏やかさがあります。
静けさと自然、そして暮らしの利便性がほどよく調和する山科。
この場所で暮らすということは、季節とともに時間をゆっくり数えていくことなのだと思います。
Yamashina 213 について
1964年に建てられた木造建築を、丁寧にリノベーション。
2LDK の間取りに生まれ変わったこのテラスは、
どこか懐かしく、それでいて今の暮らしにも心地よく調和する住まいです。
シナ合板やレンガ、真鍮など、選び抜かれた素材たちが、これからの季節ごと、年ごと、
そうして十年二十年と、ゆっくりと味わい深くなっていく場所です。
ここは、tifloが大切にしている「時とともに、息づくもの」の考え方が、具体的に息づいている空間。
その暮らしの現場から、素材選びの本当の価値が見えてきます。
01. 外構
街並みにそっと寄り添うように佇む、控えめで清らかな外観。
白い外壁は、季節の光をやわらかく受けとめながら、これからゆっくりと表情を深めていきます。
木の玄関扉や格子窓が差し込まれることで、
新しさの中にも、どこか懐かしい温もりが宿る。
この住まいの外構・エクステリアには、時を重ねても変わらない落ち着きと安心感が漂っています。
隣家との距離感を保ちながら、木の格子が外観のアクセントとなり、プライバシーとデザイン性を静かに両立させています。
木の扉のやわらかさに寄り添うように、ポストとライトは落ち着いたダークトーンで。素材のコントラストが、玄関まわりにほどよい締まりをつくっています。
02. 玄関
玄関を開けると、いくつもの素材が静かに出迎えてくれます。
足元に敷かれたレトロなレンガタイル、扉のアイアンハンドル、真鍮のライト、木の框。
それぞれの質感が重なり合い、「ここからどんな暮らしが始まるのか」をそっと語りかけます。
素材どうしの調和こそ、この空間の心地よさの源。
tiflo で扱う建材やパーツも、こうした素材同士の相性を大切にしながら一点一点セレクトしています。
レンガ敷きの土間に合わせ、表情豊かなトルコのヴィンテージラグを。
真鍮ベースのエントランスライトが、訪れる人をあたたかく迎えます。
扉を開ければ、その先には明るいLDKが広がります。玄関からリビングへと続く抜け感が、この住まいの魅力です。
03. LDK
12帖の LDK が、Yamashina 213 のメインスペース。
朝には窓辺からやさしい光が入り、
夕方には室内の影が少しずつ長く伸びて、
時間の移ろいが素材の表情を変えていきます。
こうした「時間の移ろいを素材で感じる」ことが、この場所での暮らしの本当の豊かさです。
tiflo がセレクトするアイテムたちが、無垢フローリングという「生きた素材」と重なり合うとき、暮らしの中にゆっくりとした深みが生まれていきます。
キッチンの壁面には、マットな質感のタイルを選びました。
市松模様の整ったパターンが空間に静かなリズムをつくり、 料理をする時間に心地よい落ち着きをもたらします。
棚板を支える真鍮のブラケットや、ウォールナット材ののブラケットライトも、 使うほどに味わい深く育つ素材。
日々の所作の中で、手が触れる部分や光の当たり方によって、少しずつ表情が変わっていきます。
そうした素材の変化を感じる時間が、暮らしの質をゆっくりと育てていきます。
キッチンとダイニングがゆるやかにつながる配置。 日々の食事や団らんが、自然と心地よいリズムになります。
無垢の床、ラグ、家具、植物。
さまざまな素材が重なり合い、空間にやさしい奥行きが生まれます。
木の棚板と真鍮のブラケット。
小さなパーツが、毎日の風景にひっそりと美しさを添えます。
04. 洗面・トイレ
毎日、何度も手が触れる場所だからこそ、使い込むほどに味わいが深まっていく素材を選びました。
洗面まわりには、真鍮のミラーとシェルフ、タオルハンガー。水まわりに馴染む控えめな輝きが、空間にやさしい上品さを添えます。
トイレまわりのパーツも同じ素材で揃え、
小さなスペースに統一感と静かな落ち着きをつくりました。
建材を選ぶときに大切なのは、「どの素材を、どこに、どのように使うのか」。
それは色合いだけではなく、これからどんなふうに変わっていくのかを想像するところから始まります。
昔ながらの銭湯を思わせるような、籐あじろの床。素足に心地よく、空間全体にやわらかな表情を添えます。
真鍮のミラー・シェルフ・タオルハンガーを揃えて、洗面まわりにさりげない上品さを。
静かで落ち着きのあるトイレ空間。小さな場所だからこそ、素材の統一が心地よさを深めます。
Yamashina 213 で選ばれた、素材のこと
木のぬくもりを大切にした室内には、シナ合板やレンガ、市松模様、真鍮など、クラシカルな素材や意匠が取り入れられています。
時を重ねるごとに深みを増していくリノベーション空間は、住まう人の暮らしに寄り添いながら、味わいを育てていきます。
リノベーション × 建材 × インテリア。
tiflo と linea が大切にする、「素材を知る暮らし」が、ここから始まります。
玄関のレンガ
素朴な質感が心地よいレンガ。足元から、暮らしにあたたかい表情を添えてくれます。
市松模様の床(シナ)
シナ合板で仕上げた市松模様。光の当たり方で、木目が静かに表情を変えます。
真鍮見切り
床の境目に走る、細い真鍮のライン。経年とともに深まる色が、空間にやさしい奥行きをつくります。
玄関の昔ガラス
ゆらぎを含んだ昔ガラス(型板ガラス)。
光をやわらかく散らし、懐かしさと温もりを添えます。
キッチンの昔ガラス
ざらりとした質感が魅力の昔ガラス。視線をほどよく遮りながら、台所に柔らかな光を運びます。
キッチンのタイル
市松模様に規則正しく並ぶタイルが、毎日の所作に心地よいリズムを生みます。
Yamashina 213 でも使われている建材やパーツについては、
こちらの特集でより詳しくご紹介しています。
Yamashina 213 について、もっと知りたい方へ
Yamashina 213は、2025年10月にフルリノベーションが完了し、現在公開中です。
間取り・写真・募集状況など、より詳しい情報は linea の物件詳細ページでご覧いただけます。