バミレケ族について

バミレケ族は、カメルーン西部のグラスフィールズと呼ばれる高原地帯に古くから暮らす人々です。
ひとつの王国としてではなく、フォン(首長)が治める大小さまざまな首長国の集合体として知られ、それぞれの首長国が独自の木彫りや真鍮工芸の伝統を育んできました。
なかでも木彫りは、椅子やスツール、仮面などを通して、地位や精霊とのつながりを表現する手段として大切にされてきたと伝えられています。
この一台も、そうした彫り手たちの系譜につらなる、一点もののヴィンテージ。
遠い異国で、名もなき誰かが、誰かのために彫り出したこの一台を、今こうして暮らしに迎え入れる。
そこには、ただのオブジェを置く以上の、時間を超えた気配が宿っているように思います。
交差する格子が生む、透かし彫りの造形

斜めに交差しながら編み込まれていくような、格子状の彫刻が特徴的。
グラスフィールズ地域では、こうした交差する線の文様が「クモ」を思わせる形として親しまれ、地中に潜るクモの姿から、祖先や精霊の世界とのつながりを象徴するとも伝えられています。
丸い座面には、長年使われてきたことを思わせる、いくつかのひび割れが見られますが、それすらも風合いのひとつとして魅力的に感じられます。
土台まで一本の木から彫り出されたとみられる、継ぎ目のない造形も美しい一台。
リビングのインテリアとしてはもちろん、しっかりとした高さがあるので、玄関で少し腰掛けるスツールとしても使いやすいサイズです。
アフリカンヴィンテージを迎え入れる

荒々しい手仕事の跡がそのまま残る土台、すり鉢のようにくぼんだ天板、びっしりと刻まれた格子の文様。
均一な量産品にはない、一点ごとのいびつさや存在感が、置くだけで部屋の雰囲気そのものをつくる力になる。
アフリカンヴィンテージを暮らしに迎え入れるとは、そうした遠い文化の手仕事と、自分の生活時間とを、静かに重ね合わせていく行為なのかもしれません。
家具として、オブジェとして、そして語りかけてくる文化の断片として。
ぜひお部屋に迎え入れてみてください。
京都・一乗寺 tiflo gallery で実物をご覧いただけます

こちらの商品はヴィンテージ品のため、経年変化による傷や汚れ、色むらがある1点物でございます。
写真では伝わりにくい質感や佇まいを、店頭でぜひ実際にお手に取ってご確認ください。
ご質問はLINEでも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
営業時間
tiflo gallery:木・金曜日 11:00〜19:00(祝日の場合は店休)
LINEお問い合わせ:平日 10:00〜17:00
FAQ
Q. 「アフリカンヴィンテージ」とは何ですか?
A. アフリカ各地で伝統的に使われてきた木製家具・民具で、現地の職人による手彫りの味わいが特徴です。
日常使いだけでなく生活文化としての意味合いも持つことが多く、インテリアとしても人気です。
Q. 本当に座って使えますか? あるいはインテリアとして使えますか?
A. 平滑な面での使用を想定していないため、少しのがたつきが生じます。
考慮したうえでおかけください。また、サイドテーブルや植物台、オブジェとして使うのもおすすめです。
Q. ヴィンテージ品のお入れ方法は?
A. 通常のお手入れは柔らかい乾いた布での乾拭きをおすすめします。
水濡れや強い洗剤の使用、直射日光、極端な乾燥・湿気の変化は木材にとって負担になるためお気を付けください。
商品情報
| サイズ | 約幅40cm × 奥行き27cm × 高さ29cm ※サイズはすべて手作業で採寸しております。実際の寸法と表記に、少しの誤差が生じる場合がございますのであらかじめご了承ください。 |
| 素材 | 木 |
| 生産地 | カメルーン共和国(バミレケ族) |
| 備考 | ・本品はヴィンテージ・一点もののため、木肌の色味・傷・欠け・汚れ・歪みなどに個体差があります。写真をよくご確認のうえお求めください。 ・アフリカのスツールは平滑な面での使用を想定していないため、置いた際にがたつきが生じる場合がございます。フェルトパッド等での調整をお試しください。 |
・長い時を経て現地で使われてきたため、個体によっては擦れ、小傷、ひび、がたつき、虫喰い跡などがあります。
時を重ねた品ならではの風合いとしてお楽しみください。
・古い品のため、新品製品のような保証はございません。
・水濡れや直射日光は避けてお使いください。乾燥・湿度変化によって木部にひびが生じる場合があります。
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