イングランドの民藝ともいえるスツール

旋盤で丁寧に削り出された棒輪脚と、手編みの天然草素材シートが英国の伝統的な椅子づくりを体現する、無塗装仕上げのヴィンテージスツールです。
英国の農村では古くから、池や川辺に自生するイグサ科の植物「ラッシュ」を刈り取り、乾燥させて家具の座面に編み込む習慣がありました。
その手仕事は産業革命以前から続き、職人が一本一本を手で捩りながら格子状に編み上げる技法は、地域の日用家具に素朴な美しさをもたらしています。
そして何より、脚のかたちに職人の仕事が宿っている一品です。
旋盤が刻む、英国の手仕事

17世紀のイングランドで発展した「ターニング(旋盤加工)」は、木材を回転させながら刃を当てて形を削り出す技法です。
この仕事の痕跡は、ウィンザーチェアをはじめとする英国の民衆家具に広く見られ、職人が一本ずつ手で仕上げる脚の丸みと抑揚こそが、量産品との決定的な差でした。
シンプルでありながらどこか彫刻的な、あの立体感の正体です。
こちらのスツールは、その仕事をそのまま脚部に宿しており、英国クラフト家具らしさを色濃く体現しています。
球体と円柱が交互に連なる棒輪脚(ボビンレッグ)は、光の当たり方によって陰影が変わり、置く角度ごとに表情を変える。
オブジェとしての美しさも兼ね備えています。
暮らしへの、なじませ方

まずはオブジェとして、ただただ佇ませるだけでも良し。
植物の台や小物置きとしてディスプレイの土台として使うも良し。
片手で持ち運べるサイズ感なので、どこでも自由に使っていただけます。
おすすめの置き場所は、窓際。
光を受けたラッシュの編み目が美しく映え、陰影がひときわ際立つのが魅力です。
耐荷重は不明のため、重量をかける使い方は避けていただいた方が良いかもしれませんが、花瓶を置く、オブジェを置く程度であれば全く問題ございません。
ひとつの民藝として、ぜひ楽しんでみてください。
京都・一乗寺 tiflo gallery で実物をご覧いただけます

こちらの商品はヴィンテージ品のため、経年変化による傷や汚れ、色むらがある1点物でございます。
写真では伝わりにくい質感や佇まいを、店頭でぜひ実際にお手に取ってご確認ください。
ご質問はLINEでも承っておりますので、お気軽にご相談ください。
営業時間
tiflo gallery:木・金曜日 11:00〜19:00(祝日の場合は店休)
LINEお問い合わせ:平日 10:00〜17:00
FAQ
Q. 実際に腰かけて使えますか?
A. 軽い腰かけ程度であれば使用できますが、耐荷重が不明のため、日常的な体重をかけた使用は推奨しておりません。フットスツールや小物置き・オブジェ用途でお楽しみください。
Q. ヴィンテージ品のお入れ方法は?
A. 通常のお手入れは柔らかい乾いた布での乾拭きをおすすめします。
水濡れや強い洗剤の使用、直射日光、極端な乾燥・湿気の変化は素材の劣化や色抜けの原因になるためお気を付けください。
商品情報
| サイズ | 幅31cm × 奥行き34cm × 高さ28cm |
| 素材 | フレーム:木 座面:天然草素材 |
| 生産国 | イングランド |
| 備考 | ・本品はヴィンテージ・一点もののため、木肌の色味・傷・欠け・汚れ・歪みなどに個体差があります。写真をよくご確認のうえお求めください。 ・ラッシュ素材は天然繊維のため、湿気・乾燥・使用状況によって今後も変化することがあります。 |
注意事項
・長い時を経て現地で使われてきたため、個体によっては擦れ、小傷、ひび、がたつき、虫喰い跡などがあります。
時を重ねた品ならではの風合いとしてお楽しみください。
・古い品のため、新品製品のような保証はございません。
・水濡れや直射日光は避けてお使いください。乾燥・湿度変化によって木部にひびが生じる場合があります。
【お手入れ方法】
・普段のお手入れは柔らかい布での乾拭きをおすすめします。
強い洗剤や研磨剤は、表面を傷つける原因となりますのでご注意ください。
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