古材が、古材でなくなるとき

日々の暮らしの中で、ふと目に入るものに心がほどける瞬間があります。
notonly(ノタンリー)のスタッキングスツールは、そんな安らぎをそっと生んでくれる存在です。
長野県の ReBuilding Center JAPAN から生まれた notonly は、解体される家屋や製材所で行き場を失いかけた古材を引き取り、一本ずつレスキューナンバーを付けて記録しています。
それは、木が過ごしてきた時間を尊重するための大切な手順です。
引き取られた木材は、土埃を払い、表面を削り、経年の色味に隠れていた素顔を丁寧に呼び戻されます。
(タイプ:南アルプス 家族でつくる 広葉樹)
古材の「味わい」だけに価値を置くのではなく、育ってきた時間も、これから重ねる時間も、どちらも大切にする。
この姿勢こそが not only という名に込められた思いです。
かつて誰かの暮らしを支えていた木が、また別の場所で、別の時間をともにする。
その小さな循環を未来へとつなぐために、このスツールは生まれました。
どこかの日常から、あなたの日常へ

notonly のスツールには、一般的な家具にはない魅力があります。
それは、素材となる木材がたどってきた道のりが残されていることです。
各スツールには Memory tag が添えられ、レスキューされた場所の風景が手書きで記されています。
ものづくり 田んぼの真ん中 雨乞岳
北アルプス つくりながら暮らす
南アルプス 家族でつくる
家づくり いつの日か 松本
これらの言葉を眺めると、その木がどんな土地で、どんな季節を重ねてきたのか、自然と想像が広がります。
かつて誰かの暮らしの風景に溶け込み、日々の営みを支えていた木が、いま目の前にあるスツールへと姿を変えたのだと感じられる瞬間です。

積み重ねると、木の色が螺旋状に連なり、自然物ならではのやわらかなグラデーションが生まれます。
かつての風景から、あなたの暮らしの風景へ。
過去と現在が重なり合うその物語は、このスツールの魅力をさらに深めています。
時間とともに、味わい深く

スツールは分解された状態で届きますが、組み立てはとても簡単。
付属部品を取り付けるだけで、特別な工具は必要ありません。
3本脚は軽く、コンパクトで安定感があり、室内でも庭先でも活躍します。
座面と脚をつなぐパーツには硬い木材を採用し、強度を高めつつ、さりげないアクセントとしても機能。
仕上げはナチュラルオイルで、使い込むほどに深みが増し、時間とともに表情が変化していきます。
(タイプ:家づくり いつの日か 松本)
シンプルで無駄のないデザインは、リビング、玄関、ワークスペースなどどんな空間にも自然に馴染みます。
サイドテーブルとして本を置いたり、植物を飾る台にしたり、来客時には座る道具として活躍したり。
重ねておけば場所を取らず、積み重ねた姿さえ美しく、空間に心地よい余白をつくってくれます。
さらに、100%リサイクル素材のギフトボックス入りなので、贈りものにもぴったりです。
かつて誰かの暮らしを支えていた木が、今度はあなたの日常の一部となり、また新しい時間を積み重ねていく。
古材を活かすことは、未来に負担を残さない暮らし方につながります。
notonly のスツールは、そうした穏やかな循環をそっと受け止めてくれる道具です。
それぞれの背景をもつ、5種類のラインナップ


ものづくり 田んぼの真ん中 雨乞岳 タモ ①
田んぼに囲まれた作業場からレスキューされたタモ材。
明るく伸びやかな木目と軽やかな色合いが特徴で、素朴さの中に凛とした雰囲気をまとっています。


ものづくり 田んぼの真ん中 雨乞岳 タモ ②
同じ地域でレスキューされたタモ材でも、節や木目の表情が少し異なります。
爽やかな色味と素直な質感が魅力で、座面と脚をつなぐパーツに使われた材の色味がさりげないアクセントになっています。


北アルプス つくりながら暮らす けやき
北アルプスのふもとで集められたけやき材。
重厚感のある質感と力強い木目が魅力で、経年変化によって深みが増し、長く使うほど味わいが育っていきます。


家づくり いつの日か 松本
松本の家づくりの現場からレスキューしたけやき材です。
落ち着いた色合いと優しい杢目が特徴で、空間に穏やかな陰影を落とす存在感があります。


南アルプス 家族でつくる 広葉樹
南アルプスの元木工所からレスキューした広葉樹です。
栗に近い木目ながら軽さがあり、センダンや桐、キハダなど複数の樹種の可能性があります。
樹種の違いによる見た目や使い心地の差はほとんどなく、強度が必要な部分には堅木の槐を使用しているため、耐久性も十分。
樹種を断定できないことも含め、レスキュー材ならではの個性を楽しめる一脚です。
FAQ
Q. 組み立ては難しいですか?工具は必要ですか?
A. 組み立て式ですが、付属の六角レンチで対応できるため、別途工具を用意する必要はありません。
座面に脚を取り付けるだけで完成します。
Q. Memory tagとは何ですか?
A. 木材がレスキューされた場所の風景や来歴が手書きで記されたタグです。
スツールごとに異なる土地の記憶が添えられており、素材の由来を感じながら使い続けることができます。
Q. スツールとしての耐荷重は問題ありませんか?
A. 座面と脚をつなぐパーツには硬い木材を採用しており、強度を確保した設計です。
通常の使用において耐久性は十分ですが、飛び乗るなど過度な負荷はお避けください。
Q. お手入れ方法を教えてください。
A. 通常のお手入れは、柔らかい布での乾拭きが基本です。
天然オイル仕上げのため、半年に一度を目安にオイルを薄く塗り込むと、木の状態を美しく保てます。
水拭きや洗剤のご使用はお避けください。
商品情報
| サイズ | 約幅 38cm × 奥行 38cm × 高さ 45cm |
| 素材 | 100%リサイクル木材(ナチュラルオイル仕上げ) ※樹種は商品により異なります。 |
| 備考 | 組立品 100%リサイクル素材ギフトボックス入り 付属品:六角レンチ |
注意事項
・木部は柔らかい布で乾拭きしてください。
・天然木を使用しているため、木目や節の模様、色合いに個体差があります。
・天然オイル仕上げなので、半年に一度を目安にオイルでのお手入れをおすすめします。
ReBuilding Center JAPAN

長野県諏訪市を拠点に、解体される家屋や工場から古材・古道具を引き取り、次の担い手へとつなぐ、建築建材のリサイクルショップを営むリビルディングセンタージャパン。
古材の引き取りを「レスキュー」と呼ぶのは、壊すことに伴う痛ましさや思いごと、すくいあげたいという気持ちから。
「一度は役目を終えたものの価値を見つめ直し、再び誰かの暮らしを豊かにする仕組みをつくりたい」という理念のもと、古物の取り扱いにとどまらず、住み継ぐ暮らし方の提案や廃棄物の価値化にも取り組んでいます。
notonlyはそんなリビセンが生み出したプロダクトラインです。
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